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ネイティブ広告とは?メリットとデメリットについて
広告とは、事業や商品についてさまざまな媒体を使って、不特定多数の人々に宣伝する目的でおこないます。
近年インターネットの普及により、インターネットサービス内での広告が広く使われるようになってきています。
その中でも「ネイティブ広告」という言葉を聞いたことがある方も多くいるのではないでしょうか?
ネイティブ広告とはどのようなものなのか?
期待できることや注意しなければならないことを含めて紹介します。
目次
1、ネイティブ広告とは事前に表示されている広告のこと
2、メリット:広告に見えない自然な広告
3、デメリット:騙されたと思われてしまう可能性がある
4、まとめ
1、ネイティブ広告とは自然に表示されている広告のこと
インターネットでサイトを閲覧していると、たくさんのバナーを目にすると思います。
そのような現状に、ストレスを感じる方は多くいることでしょう。
そこで生まれたのが「ネイティブ広告」です。
通常目にしているコンテンツ内で、メディアに自然な形で溶け込むように表示される広告のことをいい、6つに分類されます。
①インフィード型
掲載されている記事の中に、記事広告が混ざって表示されています。まるで、そのメディアのコンテンツであるかのように表示されるので、広告と気づかない場合もあり「YouTube」などのSNSに広く浸透されています。
②ペイドサーチ型
リスティング広告のことを指します。「Google」などの検索エンジンの中で検索した際に、入力した言葉に合わせて、検索結果画面に表示されるタイプの広告になります。
③レコメンドウィジェット型
ニュースサイトなどに「おすすめ記事」「関連記事」といった言葉で、コンテンツが紹介されることがあります。目に付く可能性は低いですが、その記事に興味のある人に見てもらえる可能性が高くなります。
④プロモートリスティング型
「Amazon」などで検索した時に、検索エンジン内に表示され、リスティング広告に近い形式のもので、内容に応じてスポンサー枠として表示される広告のことをいいます。
⑤ネイティブ要素を持つインアド型
IBAフォーマットに沿ったサイト内の広告枠に、コンテンツ形式の広告を配信する形です。通常のコンテンツとは切り離された別の広告枠に表示されます。
⑥カスタム型
上記のいずれにも分類されない形式の広告のことです。LINEスタンプなど、そのメディア独特の広告形式を持っていて、これが厳密にネイティブ広告であるかは議論が分かれています。
2、メリット:広告に見えない自然な広告
メディアに自然に溶け込ませるため、ユーザーにストレスを与えることなく広告を表示でき、見せられているという感覚も少なくなります。
広告主にとっても、Webサイトごとにターゲットを絞り込むことができるので、自社製品のことを知らない人へ高い効果があるなど、面白い記事であれば、SNSを通して拡散されることも期待できます。
3、デメリット:騙されたと思われてしまう可能性がある
Webサイトごとに、他のコンテンツと合うようなデザインを考慮する必要があり、コンテンツ作成に労力とコストを要します。
さらには、ネイティブ広告をクリックしたことのある人の多くは「記事コンテンツかと思って読んだら広告だった」「騙された気分になる」と、逆にストレスと感じてしまい、企業や広告主だけではなく、掲載するWebサイト自体への不信感につながる可能性もあります。
4、まとめ
ネイティブ広告は、インターネット社会では広告と思わせない自然な広告として、有効な宣伝方法となっています。
自然に溶け込むように紛れ込ませることによって、ユーザーへのストレスを軽減させる効果があります。
しかし、人によっては不信感を持たせてしまうこともあるため、ネイティブ広告の使用の仕方など、工夫が大切です。
ユーザー目線に立つことによって、効果的なネイティブ広告の活用方法を見つけましょう。